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【ものづくり3年間の集大成!】産業技術科課題研究発表会(後編)~Arudinoによる各種制御・アイガモロボットの製作「農作業負担軽減を目指して」・スマホによるビニールハウスの温度管理~
1月23日(木)に課題研究発表会が本校産業技術科実習棟で行われました。今回の投稿は後編になります!
5 Arudinoによる各種制御
産業技術科3年 菊地 大空、佐藤 宏磨
佐藤 颯太、菅原 拓眞
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テーマの設定理由は、「私たちの身の回りのものはすべてプログラムで成り立っていると言っても過言ではありません。そこで、私たちはミニコンピュータの「Arudino」を使い、プログラムの基礎を学び、応用したものを製作しました」とあり、本校の実習でも使用されているArudinoの製作研究になります。
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最後の質疑応答の時間では、生徒から「音楽をブザーで流すときのプログラムの量はどれくらいですか」と質問され、
「サビの部分だけで200行以上必要でした」と答えていました。
また、2年生の生徒からは「Arudinoの実習が難しいです。どうしたらできるようになりますか」と質問され、
「周りのわかる人に聞いたり、担当の先生に聞きましょう!」と答えていました。普段の実習で使っているArudinoの難しさを知っている分、すごさを感じていました。
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6 アイガモロボット製作~農作業負担軽減を目指して~
産業技術科3年 永井 颯、畠山 唯斗、藤野 一誠
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テーマの設定理由は、「生産技術科の先生に農作業における課題について話を聞いた。その中で、アイガモロボットを操作することにより、水田の雑草の光合成を阻害し、その生育を制御する雑草抑制効果が得られることを知った。私たちはそのようなロボットの製作に取り組み、農作業に役立ててもらうことを目標にした」とあり、生産技術科とのコラボの課題研究になります。本校ならではの取り組みになります。
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発表後の質疑応答では、生徒から「デメリットは何ですか」と質問され、
「アイガモは害虫駆除の要素もあるが電子機器なのでそこはできなかった。また、プログラムの方は形になったが外装の部分が完成までいかなかった。電子部品を使うため防水を考えると大変だと感じています」と現在の課題を答えていました。
また、校長からは「このArudinoを使っているプログラムの知識はもともと持っているものですか」と質問され、
「Arudinoの知識は高校生になってから、ものづくりコンテストを通して学びました」と答えていました。
前の班と同様にArudinoを使った課題研究であった。1年間ではプログラムのところまでしか終わらず、生産技術科との共同開発のため、継続していってほしいと思いました。
7 スマホによるビニールハウスの温度管理
産業技術科3年 三浦 翼、三浦 凛空
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テーマの設定理由は、「長期休業中や年末年始など学校が休みの時でも生産技術科の先生方は当番を決めて農作物の管理のため仕事をしていることを知った。自宅に居ながら農作物の管理ができたら仕事の負担が軽減できると考え、まずはスマートフォンによるビニールハウスの温度管理ができるような環境づくりを目標に製作しました」とあり、こちらも生産技術科とのコラボした課題研究になります。
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発表後の質疑応答では、生徒から「何が大変でしたか」と質問され、
「不良品が届いて返品不可だったため、直しながら取り付けを行った部分が大変だった」と答えていました。
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今回の発表については、1班目の「Arudinoによる各種制御」は実習で学習しているArudinoを使った課題研究でした。今回、課題研究で身に付けた知識は近隣の中学校で行った出前授業で活かされました。
2班目・3班目は本校の特色を生かしたものになり、生産技術科(農業系)の学科との共同制作となりました。他学科との交流を通して、他学科の現状を知るとともに産業技術科として、できることを取り組んだ、とても意義のある課題研究だったと思います。
今回の発表を通して、1・2年生が感じたことを忘れずに来年度以降の活動に生かしてほしいと思います。
3年生の皆さんは1年間の課題研究、お疲れ様でした!