【産業技術科】令和5年度 千厩中学校への出前授業
令和5年12月7日(木)に千厩中学校にて、出前授業が行われました。昨年度から始まり、今年で2年目になりました。実施する目的としては、高等学校工業の授業内容を中学生にわかりやすく教えることで、中学生の本校への興味関心を喚起させるとともに、本校生徒の学習内容の確認、プレゼンテーション能力の向上につなぎ、進路などに活かすことで地域貢献につなげていくことになります。
千厩中学校の2年生の3クラスを対象に行い、産業技術科3年生(23名)で出前授業を行いました。産業技術科3年生は、昨年度の出前授業を知っている生徒はほぼいなく、過去にやっていた先輩たちの情報やインターネットを使い、他の学校で行っている出前授業などを調べるなどほぼ手探り状態で活動を始めました。
産業技術科の授業で行っている分野として、大きく分けて電気系と電子・情報系と機械系があり、3つの分野に分かれて出前授業の準備を行いました。
それぞれ役割を決めて、クラス全員で準備をしました。本番直前は、普段授業を受けている先生方に授業を行い、最後まで良い出前授業ができるように追求していました。
当日は、産業技術科紹介動画と進行と誘導班、溶接・車いすについての機械班、おむつ電池と電気工事の電気班、シーケンス制御の情報班で、分かれて行いました。
50分の授業の中で、全体に動画で産業技術科の紹介を行い、3グループに分かれて機械・電気・情報をそれぞれ紹介する方法で出前授業を行いました。
全体を通して、生徒一人ひとりに成長が見られました。練習では成功している場面で、本番では失敗してしまう場面もありましたが、生徒自身で乗り越えて解決していました。また、クラスによって雰囲気が違う中、担当者でそれぞれアドリブを入れて、授業を盛り上げていたり、できる生徒やできない生徒に合わせて、その場で対応をしっかりとしていました。千厩高校の産業技術科で3年間やってきたことをしっかりと生かしている姿が印象的でした。
出前授業に向けて、千厩中学校の先生方にはこのような機会を作っていただき、感謝を申し上げます。ありがとうございました。