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【1年間の研究成果を披露】生産技術科 プロジェクト発表会

2月19日(水)5~6校時、総合実習の時間に生産技術科プロジェクト発表会が行われました。生産技術科1~2年生55名が参加して行われました。プリジェクト発表会とは、生産技術科の課題研究の授業で取り組んできた農業や生活に関わる研究活動を発表する会です。普通科や総合学科の高校で取り組まれている総合的探究の時間と同じ意味合いがあります。

生産技術科では、研究活動をより内容の濃いものにするために、生産者や開発者から直接指導や評価をいただいたり、実際に自分で栽培したり、作ったりしながら、実体験をもとに研究成果を発表する内容になっているところが特徴です。

この研究発表の内容から、農業技術の発展や生活の向上や伝統技術の継承につなげられる機会になる場合もあり、有意義な発表会となっています。発表会では、生産科学コースから野菜分会、作物分会、草花分会の3グループと生活科学コースから総合生活分会地域研究班の1グループが発表を行いました。

 成人代表挨拶では、熊谷道仁校長から「千厩高校の始まりは、郡立東磐井蚕業学校という地域農業の担い手育成をする学校がスタートである。農業を自信を持って学習に取り組んでほしい」という趣旨の激励のことばがありました。

農業クラブ会長鈴木櫻子さんからは「自信を持って堂々と発表してください」とあいさつがありました。発表者は創意工夫を凝らした発表スライドと苦心しながらまとめあげた発表資料を用いて、1年間の研究成果を発表しました。慣れない発表ではありましたが、グループで協力しあいながら無事発表を終えることができました。

発表後、審査が行われ、結果は最優秀賞が作物分会、優秀賞が草花分会、優良賞が野菜分会と総合生活分会でした。この発表会までに得た経験や気づきを次年度の課題研究の活動に活かしてほしいと思います。研究はまだまだ続きます。