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生徒を見守り、約100年 ~大木とのお別れ~ 

大谷翔平選手が50/50を達成したまさにその日(9月20日)、千厩高校の通学路から見える、山仰館裏手の桜と杉の大木が伐採されました。

下水道の切り替え工事に伴い、上部にある大木4本を切らざるを得ませんでした。伐採後の幹を何かに活用できないかと、関係者で相談。杉の木は、丸太イスにして利用、桜の切り株はモニュメント・テーブルとして保存することとしました!

郡立東磐井養蚕学校時代からあるであろう桜と杉の木は、約100年にわたり、雨の日も風の日も、そして雪の日も、千厩農業高校、千厩東高校、千厩高校に通う生徒を温かく見守ってくれました。

伐採された他の枝や幹は、藤沢町にあるバイオ・グリーンさんに持ち込まれ、いずれは紙やチップとして再利用されます。生徒は「古い木をもう一度利用できてうれしい」「毎日見ていた木が無くなるのはさびしいけど、再び会えて感慨深いです」と話していました。千厩高校の歴史と共に歩んだ桜と杉の木に感謝!長い間、ありがとう!